本研究ではHCI(Human Computer Interaction)研究者の立場から,現象としてのマイクロスリップを計測することを出発点として,それをどのように応用してインタフェースデザインに生かすかを2つの可能性から考察する.ひとつはマイクロスリップを許容したインタフェース,もうひとつはマイクロスリップ検出を積極的に活用したインタフェースである.これらを通じて,HCI研究におけるマイクロスリップの重要性を指摘し今後の研究展望を示す.
発表文献
© 栗原一貴