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SpeechJammer:聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム

【2012/3/05 コメント】
本研究はまだまだ初期段階です.効き方も個人差が大きく,発話阻害効果に慣れて話を続けられてしまうこともままあり,まだまだ「微妙」なところが多いこれからの技術です.皆様どうか,温かい目で見守って頂きたく思います.






本研究では,言葉を喋っている人に作用させて強制的に発話を阻害するシステム,「SpeechJammer」を開発する.一般に発話に対し,数百ミリ秒程度の遅延を加えて話者の聴覚に音声をフィードバックすると,話者は正常な発話が阻害されることが知られている.この現象は,肉体的苦痛を伴うことなく発話を阻害することができ,また発話をやめればただちにその認知的な影響が消失し,また話者のみに作用するためそれ以外の周囲の人たちには無害であるといった優れた特性を持っている.我々は指向性マイクと指向性スピーカーを組み合わせることで,外部の離れた場所から特定の話者の発話を阻害するシステムを試作した.これを応用し,会話のマナーとルールの制御,プレゼンテーショントレーニングなどに活用することを検討する.

発表文献
  • Kazutaka Kurihara, Koji Tsukada, "SpeechJammer: A System Utilizing Artificial Speech Disturbance with Delayed Auditory Feedback,"  http://arxiv.org/abs/1202.6106 , 2012.
  • 栗原一貴, 塚田浩二, "SpeechJammer:聴覚遅延フィードバックを利用した発話阻害の応用システム," WISS 第18回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ論文集, pp.77-82, 2010.  PDF
© 栗原一貴